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コンバイン整備2日目
2015年09月07日みなさんこんにちは!現在の大潟村は晴れ、北東の風5m、気温25℃・湿度60%です。
今日は久しぶりに綺麗な晴れ、カラッと気持ちの良い天気になりました。また、最近はとても涼しくなり過ごし易いのでとても助かります!
先日に引き続きコンバインの整備をしています。ちょっと分かりにくいですが、写真はエンジンのオルタネーターベルトとファンベルトを交換している所です。取り外したベルトをよく見てみると亀裂や剥がれがありました。こういう症状を発見するときっちり整備して良かった〜と強く思う瞬間です。
オルタネーターとはエンジンに付いている発電機の事で、運転中電気を作ってバッテリーに蓄えます。 ファンベルトはエンジンを冷やす為のファンを回して冷却します。どちらも大変重要な役割を担っています。
こだわり農場
稲刈りに使うコンバインの整備を始めました
2015年09月05日みなさんこんにちは!現在の大潟村は晴れ時々薄曇り、北北西の風2m、気温23℃・湿度53%です。
今日から稲を刈るコンバインという機械の整備を始めました。コンバインは様々な箇所にオイルや刃物が使われているので、定期的にオイルや部品を交換しなければなりません。作業中に故障しない様、1つ1つしっかりと点検しています。
写真1枚目はコンバインの心臓部、『こぎ胴』です。こぎ胴は高速で回転し、刈り取られた稲穂に付いている”もみ”を突起部分で叩き落とします。これを脱穀と言い、叩かれて落ちたお米をタンクに溜めてお米を収穫します。
※ ”もみ”とは稲穂に付いているもみ殻に覆われた状態の玄米の事です。
歴史の教科書では、遥か大昔の農家も足踏み式の脱穀機を使って脱穀していた様ですが、現在でも脱穀に関し基本構造は全く変わっていません。
稲穂が手間のギザギザレールに乗って写真左から右に流れる間に瞬時に脱穀が行われます
こぎ胴内に藁(わら)が絡まらない様に、こぎ胴内には写真の”藁切り刃”が4セット配置されています。この部品はシーズンごとに交換します
こだわり農場
もみ殻で金属板に穴が開く
2015年09月04日昨日から稲刈りに向けた機械整備を始めました。
写真は、もみ殻を離れた所へ強風によって送り出す(運ぶ)機械です。
※もみ殻とは玄米を覆っている殻の事です。
とても軽い殻ですが長期間大量に当たり続けると2㎜の金属板は簡単に穴が空いてしまいます。シーズン前にしっかり直して憂い無し!
もみ殻とは玄米を覆っている殻の事です
こだわり農場
近所交流の色々
2015年09月04日みなさんおはようございます!現在の大潟村は曇り時々晴れ、南南西の風1m、気温22℃・湿度96%です。
今朝は6時から住区(じゅうく)の草刈りがありました。住区とは文字の通り住む区域を表し、例えば大潟村では西3丁目4番地と言う住所を『西3の4住区』と表現しますが、この言葉はさらに『町内会』という意味も持っています。ですので町内会の草刈りは「住区の草刈り」と表現します。北海道から沖縄まで、日本全国からの入植者で構成された農業の村、大潟村ならではの文化です。
私達村人はこの様な草刈りや収穫感謝祭・スポーツ大会などを通して近所交流しています。
神社祭りを前に松林もスッキリしました。
今日は住区の横にある防災林の草刈りでした。神社祭りを前に綺麗にするのです。
終了後皆で話したりして交流します。皆農家なので草刈り機もしっかり自前です。
松林の中には産まれたばかりの小さな松が沢山。刈ってしまうのは可哀想な…
恵の雨
2015年09月02日みなさんこんにちは!現在の大潟村は曇り時々弱雨、南南西の風8m、気温24℃・湿度94%です。
今日は朝から強い風が吹いています。お昼にはザーッとかなり強い雨が降りましたが、乾いた田んぼを潤すには丁度良い恵の雨になりました。
大潟村はかつて八郎湖と言う日本で第2位の広大な湖でした。戦後の食糧不足を補う為にこの湖を干拓して米作りをしようと作られた村なのですが、日本有数の肥沃な土がある反面、現在でも場所によっては地下60m位まで羊羹の様な軟弱土壌が存在します。この軟弱土壌は水分を含むとズブズブと埋まりやすく、稲を刈り取るコンバインはキャタピラが沈み込み作業は困難を極めます。そこで大潟村の農家は9月に入ると稲が水を欲しがっていても田んぼの土を乾燥させる事を最優先します。そうすると9月下旬には田んぼ全面が硬くなります。
田んぼの外周は特に土が乾燥し易くカラカラになります。稲も喉が渇いているだろな…と心配している時にザーッと雨が降ると心からホッとします。
風に揺れるあきたこまちです。