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稲刈り準備始めました
2016年09月07日数日前から稲刈りに向けた準備をしています。最初に取り掛かっているのは稲を収穫する際に使う機械『コンバイン』です。コンバインは田んぼから稲を刈り取り、脱穀し、脱穀が終わった藁を細かく裁断して田んぼにばら撒くという作業を同時進行で行います。その為各部には多くの刃物が使われており、定期点検が必要になります。
私は機械の整備が趣味なので、古くなった部品を新しい部品に取り替えたり、壊れた部分を修理したりするのがとても楽しいです。自分で整備を行うと田んぼで故障した時に素早く対応出来たり、高額な整備代金を抑えられるのが大きなメリットです😋
三菱農機のVR85は6条刈りコンバインです。もう12年使っているのでそろそろ買い替えも検討しなきゃなぁ〜(>_<)このコンバインは840万円でしたが、現在の新しいコンバインは価格が上がり1200〜1500万円位はするらしいです。信じられませんね。
コンバインの後ろを分解し、藁を裁断する排藁カッターを取り外している所です。
これが取り外した排藁カッターです。5年も使うとディスク刃が切れなくなるので新品に交換します。農業機械の部品は1つ1つが高額で、このディスク刃は1枚なんと4,000円もします。これが23枚も使われています。
ギアが噛み合っている部品は新しいグリースを注入します。
藁を搬送するプラスチック部品も磨耗するので交換します。手に持っている古い部品の先は磨耗して尖っていますね。
日本製のKTC工具は最高の相棒です。昔はホームセンターで数千円の工具セットを買ってはすぐ壊して(壊れてしまう)いましたが、安物買いの銭失いだと気が付き高品質のKTCにしました。日本製は本当最高‼︎
今日も秋田は暑いです
2016年09月05日昨日の大潟村はなんと気温が34℃近くあり、秋の秋田としては異常な暑さでしたが今日も朝からとても蒸し暑いです😓お盆を過ぎた途端にカラッとして夜は寒い位冷んやりするいつもの秋田はどこへ行ったのやら…
温暖化による異常気象は年々酷くなり、猛烈な台風や集中豪雨、酷暑などが顕著になってきました。日本だけに限らず世界的に頻発している問題なので心配でなりません。
私達は日々沢山のエネルギーを消費して生きています。例えば快適なエアコンや車など、一度使ってしまうとその利便性から抜け出す事は不可能と言えます。温暖化の解決策は唯一、『省資源+省エネルギー化』に徹し、『現在の生活を続けながらも温暖化の解決が出来る高度な技術』を待つほか無いのかもしれません。
さて、あきたこまちは順調に育っています。今日は田んぼに来たついでに稲の生育調査に使っていた棒を田んぼの中から引き抜きました。棒には蛍光ピンクのリボンを付けていたものの、稲が棒よりも大きくなったのでどこへ行ったのか見付けられず焦りました(笑)
気温はまだ高いものの、村ではススキも顔を出しましたよ。秋を感じる今日この頃です。
今日も良い天気。たまには雨が欲しいです
あきたこまちの穂に付いている一粒一粒がお米の一粒一粒になります
生育調査用の棒、ピンクの印を付けていなかったら見失う所でした💦
稲刈りに向けた機械整備を始めました
2016年09月01日早いものでもう9月ですね!月末にはいよいよ待望の稲刈りが始まります。収穫という作業1つにおいても農家は様々な機械を使用しますので、稲刈り中のトラブルが無い様に早め早めから整備を行わなければなりません。今日は収穫に使うコンバインを格納庫で整備する為、田んぼからおよそ12キロの道のりをトレーラーに載せて運びました。
台風一過の青空は気持ち良いですが、この時期の秋田にしては珍しい位日差しが強く暑いです。ただ、良い天気が続いているので”あきたこまち”の生育は順調で、穂は日に日に綺麗な黄金色になっています。
透き通るような青い空と白い雲、あきたこまちの薄緑色の葉っぱと黄金色の穂、大変美しい景色です。
コンバインは4トン近くあり、結構重たいので慎重に運びます