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田んぼを乾燥させる”明渠 めいきょ”は大切な仕事

秋から冬に季節が変わる頃、秋田では沢山の雨が降ります。田んぼに雨水が溜まった状態が長く続くと地表面が軟弱になり、来春の機械作業がぬかるんで大変になります。そこで田んぼの表面に『明渠 めいきょ』と言う浅い溝を掘り、表面水を排水して乾燥させます。
この作業はトラクターにディッチャーと呼ばれる作業機を取り付けて行います。
私が就農したての頃は”こんな作業しなくても大して変わらないだろぅ…”と思っていたのですが、今は絶対にやらなければいけない大切な仕事だと思える様になりました。やるとやらないでは田んぼの乾燥具合が全然違うんですよ。

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回転する部分で田んぼの土を削り取って溝を掘るのです。


深さ10センチ位の溝を掘ります。


溝を掘ると田んぼ表面にある水が集まってきますので、排水路へと繋いで排水します。


仕事を終える頃、雲間から夕日が漏れてとても綺麗でした。