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毎日暑いと稲も水を欲しがります

2015年08月08日

みなさんこんにちは!大潟村の天候は曇り時々晴れ、北西の風、気温33℃・湿度53%です。
梅雨明けしてからまとまった雨が降っていない大潟村。先日田んぼに水を入れて土を湿らせたばかりなのにカンカン照り続きであっという間に乾燥してしまいましたので今日再び水を入れ始めました。
今時期は穂の生育に水を必要としていますので、田んぼにサッと水を入れて1日程吸水させてから排水する間断潅水(かんだんかんすい)を行います。
常に水を入れておかず、すぐ排水する理由として2つの理由があります。

①田んぼを一旦強く乾かした後長時間水を入れたままにしておくと稲の根に悪いと言われている事。

②大潟村はかつて湖だった場所に作られた大地なので土地・地盤が軟弱です。稲刈りに使う重たいコンバインがぬかるんだりしない様、田んぼは出来るだけ乾かし固くしておく必要があるのです。
田んぼで稲を見ていると喉が渇いていないかな…水が欲しいかな…と心配になります。土の乾き具合を診て速やかに水を与える判断をします。

 

連日の猛暑でカリカリに乾燥しています  
 
今日は田んぼで草取りをしています

   
田んぼの中に生えた草です。大きくなった草は稲刈りの時にコンバインの脱穀センサーを誤作動させてしまうので草取りは大事です

 
稲穂の上で翼を休めるトンボ
こだわり農場

風が優しく稲穂を撫でます

2015年08月07日

みなさんこんにちは!大潟村は晴れ、北西の風、気温33℃・湿度56%です。
今日は田んぼで草刈りしていますが日差しが強く蒸し暑さが半端ではありません。みなさんも熱中症には充分に気を付けて下さいね!

田んぼでは稲穂が綺麗に出揃い元気に育っています。時折吹く風が稲穂を撫でていきます。

田んぼへ行く途中に全長11キロの菜の花・桜ロードがあり、春には桜のピンクと菜の花の黄色が大人気です。現在はヒマワリが咲き始めています。ヒマワリを見ていると何だか気持ちが明るくなりますね!シンプルな黄色も夏らしくて良いものです。
   
サラサラと音を立てて風が優しく稲穂を撫でて行きます

 
大潟村の菜の花ロードでは春の桜並木に代わり、現在はヒマワリが咲き始めています。綺麗な黄色は元気が出ますね♩

こだわり農場

親父が作ったカボチャ

2015年08月06日

みなさんこんにちは!今日の大潟村は晴れ、気温32℃・湿度62%です。
全国的な酷暑が続いていますが皆様如何お過ごしですか?この暑さはには参ってしまいますね。一体いつまで続くのでしょう。
さて、今日は親父が作ったカボチャの収穫を手伝いました。父が毎日手入れをしていた甲斐あって立派なカボチャに育ちました。手のひらより少し大きな物から両手を使わなければ持てない大物もあります。春に「種から芽出し、育てて収穫し、料理して食べる」までの過程を見て、改めて過程を見られるって大事な事だなと感じました。私はあきたこまちというお米を作っていますが、お米以外の作物に関しては全くの素人です。畑違いとはこの事を指すのが本来の意味なのか、毎日食べている野菜の作り方を農家の私は知りません。野菜はどんな作り方をして、どんな景色を見て、どんな生産者に作られ食卓に並んだのか⁈ 時にはそんな想いを馳せながら食事をするのも面白いかもしれませんね!

 

葉っぱの下で育つカボチャ。これはまだ収穫には早いのでまた後で収穫します。  
 
葉っぱをかき分けてカボチャを探し、ヘタの余分な部分をハサミで切り取ります。

   
収穫したカボチャは日光で日焼けしたり熱で傷まない様にすぐ日陰に移動します。

 
丹精込めて作ったカボチャをネズミにかじられ親父はとてもショックを受けていました。でもネズミがかじるという事はとても美味しい証拠なのです。見た目が悪いので市場に出回る事はありません。

  
黄色い部分は地面にずっと接地していた部分で、全て綺麗な緑色にする為には地面から少しかさ上げするお皿に乗せ、底の部分にも日光を当てる必要があります。

こだわり農場

機械も可愛がってあげると喜びます

2015年08月05日

みなさんこんにちは!今日の大潟村は快晴、南の風、気温30℃・湿度59%です。
毎日暑い日が続いていますね。田んぼでは稲が日光を一杯に浴びて光合成をし元気に育っています。でも人間はと言うと…あまりに暑い時は無理せず日陰で出来る仕事をしています。
今日は格納庫で普段私が乗っている2トンダンプのオイル交換をしました。私は機械を長く大切に使う為にエンジンオイルを3,000キロで交換しています。新品のオイルは麦茶の様に綺麗ですが3,000キロも走ると真っ黒に汚れてしまいます。それだけオイルがエンジン内の汚れを吸収してくれているんですね。今回はエンジンオイルの不純物を取り除いてくれるオイルエレメントも同時に交換しました。
エンジンオイルを人間の血液に例えるならばオイルエレメントは腎臓の役割を果たします。いつでも快適にドライブする為には日頃のメンテナンスがとても大切なのです。
機械は何も言いませんが可愛がってあげると必ず応えてくれます。オイル交換をすると振動が減り音も静かになって快適です。

   
台の上に載せて整備します

 
ダンプは運転席がグイッと上に持ち上がりメンテナンスし易い構造です。下に潜ってオイルを抜きます。

   
エンジンに取り付けられているオイルエレメントです。左が古い物で右が新品です。オイル内の鉄粉等、不純物をこのフィルターが取り除いてくれます。

 
3,000キロ走っただけでこれだけ真っ黒に汚れてしまいます。3,000キロごとに交換した車と5,000キロごとに交換した車ではエンジン内に付着してくる汚れのレベルが全く違います。
こだわり農場

外国での車探し

2015年08月03日

みなさんこんにちは!今日の大潟村は曇りのち晴れ、南南西の風、気温30℃・湿度62%です。
田んぼの仕事も一段落して今日はゆっくり過ごしています。私は現在、アメリカから英語の先生として大潟村にやって来たローランドさんの車探しを手伝っています。購入を前に車種、程度、手続きなどの説明やそれに伴う必要書類など伝える事が多くて大変ですが、久しぶりのハードな英会話を楽しんでいます。この状況が本当に生きた英語を身に着けるチャンスなんですね。でも日本語に訳す時、「こんな簡単な英語のフレーズ」なのにどういう意味かな…と、簡単だからこそ訳し難い言葉が時々あって悩みます(笑)
ローランドさんのお父さんは中古車購入に関しメールで「嵐に遭遇した事は無いか? 水没した事は無いか?」と注意すべきポイントを教えてくれたそうです。嵐に遭遇とはアメリカらしいなという印象を受けました。ご両親は日本車のスバルに乗っているらしく、お勧めもスバルとの事で嬉しくなりました。
車はたとえ中古車と言えども高い買い物です。彼が心から良い買い物が出来たと思える様、私なりに最善を尽くしたいと思います(^_^) 責任重大だなぁ〜

 

お父さんのお勧めはスバル車。スバルのフォレスターはアメリカでも大人気らしいです。

こだわり農場